社会不適合者の生きる方法

発達障害傾向の孤独な喪女(26)が考えた、「私が」楽に生きる方法など雑記 【発達障害/パニック障害/場面緘黙/プチプラコスメ】

多様性に目をつぶる日本社会と私について

以下の記事で、学生時代の私の引け目について記載した。

salt2223.hatenadiary.jp

 

学生時代の私は、学校で得ていた感覚が全てだった。学校=社会だったのだ。

今思えば、学校という場所は特殊である。同世代ばかりが集まる、組織としての目的のない、狭い世界だ。

 

しかし、学生であった私は、そんなことに気付く余地もなかった。それは仕方がない。学校にしか所属したことがなかったのだから。

きっと、今の日本の学生の多くもそのような感覚を得ているだろう。

学校が全てなのだ。

 

つまり、学校がうまくいかなければ、人生もうまくいかないと思ってしまう。

学校で生き辛かったら、これからの人生も生きづらいと思ってしまう。

そして、そのような辛さ、苦しい思いは、少なくとも私はなかなか昇華できない。学生時代にずっと毎日のように浴びてきたストレスは、忘れることはできないし、納得もできない。

 

同世代と上手に関わることのできる人間にとって、学校は天国だろう。

しかし、逆だったら、学校は地獄となる。

そして、浴びたストレスは、それからの人生において障壁となるだろう。

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【発達障害】学校と会社の人間との関わり方の違いと、これからの私について

今まで友達がいないことに引け目を感じて生きてきたが、今になってようやく、私は同世代女性と馴染まない性質をしていることをはっきりと自覚し、引け目を感じる必要はないのだと確信した。

逆に、共感が少ないと思われる世代が異なる人間との関わりの方が楽であり、仕事上でそれはマイナスではない。

 

論理的な人間と、最も話がしやすいように思う。それは、女性男性関係ないが、比較的男性の方が論理的な人が多いように感じるため、私は論理的な男性を一番得意とするのだろうか。

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発達障害気味だと思われる後輩について

今年、入社3年目で、直属の後輩を迎えた。

彼は京大卒で、何故この会社に入ってきたか分からない存在である。ぱっと見た目、無愛想。人当たりが良いわけではない。

しかし、私自身もそういうタイプであるので、特に何も思わずに彼を迎えた。

 

しかし……。

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【発達障害】少数派として生きることと、多数派への嫉妬について。

物心ついてから、私は「他人と何かが決定的に違う」と思い続けてきた。それは今でも同様だが、昔よりかはそれを具体的に捉えることができるようになっている。

 

他人を見ていると、「多数派で生きてきたのだろうな」「自分の思いを疑わずに生きてきたのだろうな」と感じ、嫉妬に駆られることが多い。まあ、このような嫉妬は私が勝手に抱いているものである。

何もその人が悪いわけではないことは理解している。ただ、ただ、そう思ってしまうのだ。

 

少数派で生きるということは、ゲームをハードモードにするようなことなのだ。

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【発達障害】脳の偏りを利用すること

私の脳は個性が強い。その個性を利用し、なんとか生きやすくならないものか、考えている。

 

脳の偏りによる弊害は多いものの、悪いことばかりではない。一般の人にない能力があると気付いたのは、比較的最近だ。しかし、それは決して、代償がないわけではない。使ったコストの分の代償はきっちりと払わなければならない。

 

そのためには、自分の特性を正確に把握する必要があった。

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【発達障害】この世は、社会に見かけ上適応させて生きていくゲーム

生まれたままの私は、この世の中で生きていくことができなかった。

家の外で社会に曝され、他者の目に曝されること、それによる謎の違和感と生き辛さに苛まれてきた。

 

人間が何故このように振る舞うのか、何故このようなことが自然にできるのか、分からなかった。

人間と仲良くなること、雑談すること、そもそも人間は自然な状態で何を考えているのか、私にはメカニズムが分からなかった。非定型に感じられ、法則が見いだせず、私はそれに参画できなかった。

 

そして、私は、それの原因を突き詰め、対応、適応しようとした。

それは自然な流れだったが、結局のところ、多大な労力を払ってそれなりの適応が可能になった対価に、私に絶対的な疲労を感じさせることになった。

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【発達障害】一極集中とそれ以外の無関心。あと、容姿の美しさについて。

1つのことに脳が集中する。それ以外のものが目に入らない。興味がない。

というのは、多くの人にあるわけではないのか、と気付いたのは中学生くらいだったと思う。

 

小学生、中学生の時は、生来の自閉傾向が強かった。緩和されていなかったのだ。1つのことに脳が集中する、こだわると、それ以外が目に入らない。知らない内に時間が過ぎる。

その1つのこと以外は、私の目に興味に入らないのだ。

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