社会不適合者の生きる方法

発達障害傾向の孤独な喪女(26)が考えた、「私が」楽に生きる方法など雑記 【発達障害/パニック障害/場面緘黙/プチプラコスメ】

【発達障害】人間集団に馴染まなかった人間の昔話

私の自我の目覚めは、小学校高学年である。恐らく、平均より遅い。

 

それまでは、学校の休み時間は1人で中庭をうろうろし、好きなうんていをして、砂場の淵を歩いて、一輪車をして、寂しさというものを全く感じなかったことを覚えている。

そして、きっと、それが私の本来の姿である。

 

私は優等生だったし、それから学生であることを終えるまで、ずっと優等生であり続けた。勉強、特に理数系は、平均よりできたのだ。偏差値60くらいの学校では、他の教科も、平均以上にはできた。

これは生まれつきの資質であり、誇ることでも何もない。

 

ただ、私は問題をずっと抱えていた。学校の先生というものは、「勉強ができる」と何も言わないものなのだな、と心の中で冷笑していたのを覚えている。

私は人間に馴染まなかった。

公立の小学生時代も周りに決して馴染んでいなかったが、私立中学に進学先を決めていたため、「ここに馴染まないが、進学したらそうでもないのかも」と思っていた。

 

しかし、それは間違いだったのだ。

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【発達障害】コミュ力がなくて何が悪いの?――TEDから知る人間の多様性

就職活動の時、私は企業が求めるコミュニケーション能力というものに悩まされた。

そして、ある日、悩まされる割に、その悩まされるものの定義が曖昧なことに気付いた。

コミュニケーション能力とは?
  • 初対面の多くの人と親しくなる力
  • 人と信頼関係を築ける力
  • 相手の気持ちを察することができる力
  • 論理的に物事の概要を伝えることができる力
  • ディベートができる力

などなど、様々な面がある。曖昧なものを求められてもね、と簡単に割り切ることができたら良かったが、最終的には大学のカウンセリングを受けるまで悩んでしまった。

 

その後、友人から、TEDの講演を教えてもらったことを思い出し、もう一度見直すことで、自信を少し取り戻すことができた。

その講演を以下に紹介する。

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【発達障害】飲み会攻略方法

私(発達障害グレーゾーン)の飲み会における特性を、以下に記載する。

  • 煩い場所が苦手(聴覚過敏)
  • 狭くて暗い場所が苦手
  • 人混みが苦手
  • 大勢の人が雑談する場所で、場面緘黙が生じる。
  • 大勢の人の声が聞こえる場所で、特定の人の声が聞き分けにくい。

このように、私は飲み会にかなり不適な人間である。実際、あらゆる飲み会で、楽しいと思ったことはあまりない。

また、居酒屋で何度もパニック障害が起き、それ以降居酒屋の雰囲気に恐怖すら感じる。

普通の人が嫌がったり好んだりすることに対して、恐怖を感じる私はなんて社会不適合者なのだろうとよく悩んだ。

 

今は、『普通の人の振りをして時間が過ぎるのを待つ』ための方法を確立したため、以下に記載する。

※このブログの記事全てに言えることだが、これはあくまで「私が」楽に生きるための方法である。

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【発達障害】発達障害当事者が幸せに生きる方法

今までの私の人生は間違っていた。

最も苦手である、対人関係の能力の欠損を、埋めよう、埋めようとしていた。それらは、労力がかかる割に、見返りがほとんどない。

 

発達障害の人全般に言えることだが、能力には定型発達の人よりも凹凸がある。凹の部分ばかり見ていると、自己肯定感の減少、ひいては鬱症状を生じる可能性が高い。これが、いわゆる、二次障害なのだと思っている。

※無理にそれを補完しようと、多くの時間を全力で活動し、疲れ果てたのが私である。

一方、凸の部分は、放っておいてもそれはそれなりだったため、目にかけようとしなかった。これが私の間違いだった。

 

自覚のある発達障害者はあまり自分の不得意領域ばかりに目を向けるな。

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