【発達障害】脳の偏りを利用すること
私の脳は個性が強い。その個性を利用し、なんとか生きやすくならないものか、考えている。
脳の偏りによる弊害は多いものの、悪いことばかりではない。一般の人にない能力があると気付いたのは、比較的最近だ。しかし、それは決して、代償がないわけではない。使ったコストの分の代償はきっちりと払わなければならない。
そのためには、自分の特性を正確に把握する必要があった。
物事にこだわったり、視線を向けると、そこから視線を逸らせなくなり、過度に集中する。
この特性のため、就職活動時のパニック障害が発症したのだと思う。あまりにもタスクが多くかかりすぎ、私は過敏になり、過度にそのことに集中してしまった。結果、全てが終わった時に、爆発して倒れたのだ。
一方、何かに集中すると、そこから目を離せなくなることを、意識的に利用すれば楽になることがある。
パニック障害が発症して以後、電車などの密閉空間は得意ではない。閉鎖空間は私のパニック症状の発症の引き金となる。しかし、通勤は30分ほど電車に乗らねばならない。
その時に、集中力を利用するのだ。スマホで集中できる物事を自分の前に提示する。うまく集中できれば、あっという間に最寄りの駅に着く。
また、仕事でも利用ができる。私の論理活動は、過度に集中することで、迅速かつ正確に実施可能になる。ただ、物凄い疲れが後からやってくるが。
これは、一般の人にない能力だと思っている。過集中を使いこなせば、残業の必要がなくなるし、上司の評価も上がる。
ただし、私の脳は疲れやすいため、睡眠はきっちり取る必要はある。毎日7.5時間の睡眠を基本としている。
このように、私の脳は特徴的である。興味が限定的で、過度に集中する。集中すると、常人にない速さと正確さで仕事を実施できる。
私生活では、この脳は弊害を生むことばかりであるが、論理活動の面ではそこまで悪くないのかもしれない。