私は他人の役に立たないと生きていてはいけないのか。
今日は、会社で他部署への研修を実施した。
実施した後、複数人から、「よく分かった」などとお褒めの言葉を預かり(まあ、研修をした本人に貶すことを言うことはあるまい)、残業して準備した苦労が報われたような、人間の役に立って良かったな、という感覚を得た。
その感覚は、自己肯定感を増すようなもので、「生きても良い」と周りから言われているようで、心地良かった。……心地良かった?
人間は他人の役に立たないと生きてはいてはいけないのだろうか。
『人の役に立つこと』が生きるための条件だとしたら、生まれつきの素養で、人に介護されることが運命付けられている人は、生きていてはいけないのだろうか。
続きを読む続・何故私には友達ができないのか。
【発達障害】コミュ力がなくて何が悪いの?――TEDから知る人間の多様性
就職活動の時、私は企業が求めるコミュニケーション能力というものに悩まされた。
そして、ある日、悩まされる割に、その悩まされるものの定義が曖昧なことに気付いた。
コミュニケーション能力とは?
- 初対面の多くの人と親しくなる力
- 人と信頼関係を築ける力
- 相手の気持ちを察することができる力
- 論理的に物事の概要を伝えることができる力
- ディベートができる力
などなど、様々な面がある。曖昧なものを求められてもね、と簡単に割り切ることができたら良かったが、最終的には大学のカウンセリングを受けるまで悩んでしまった。
その後、友人から、TEDの講演を教えてもらったことを思い出し、もう一度見直すことで、自信を少し取り戻すことができた。
その講演を以下に紹介する。
続きを読む【コスメ研究成果】ブルべ夏向けプチプラアイシャドウ
女性にとって身を着飾ることは、RPGで武器防具を身に付けることと同じだと感じ始めたのは、今年の冬からだ。服を着る度、化粧をする度、髪の毛をセットする度、防御力が上がるのを感じる。
そうしていると、いつの間にか、防御力を上げずにはいられなくなるのだ。
というわけで、ドラッグストアで手に入る、プチプラアイシャドウの中で、使ってみてブルべ夏向けでお勧めだと思ったものをまとめてみる。
何故プチプラなのかというと……
プチプラの利点
- 医薬品のように治験を経ていない製品のため、消費者が多いものを選び、安全性を少しは担保したい。
- 化粧品の価格のほとんどは広告費用である。化粧水? ほとんど水だよね?
- 安い製品を使い回すことで、衛生管理を行いたい。
というわけで、順不同でご紹介する。
【発達障害】飲み会攻略方法
私(発達障害グレーゾーン)の飲み会における特性を、以下に記載する。
- 煩い場所が苦手(聴覚過敏)
- 狭くて暗い場所が苦手
- 人混みが苦手
- 大勢の人が雑談する場所で、場面緘黙が生じる。
- 大勢の人の声が聞こえる場所で、特定の人の声が聞き分けにくい。
このように、私は飲み会にかなり不適な人間である。実際、あらゆる飲み会で、楽しいと思ったことはあまりない。
また、居酒屋で何度もパニック障害が起き、それ以降居酒屋の雰囲気に恐怖すら感じる。
普通の人が嫌がったり好んだりすることに対して、恐怖を感じる私はなんて社会不適合者なのだろうとよく悩んだ。
今は、『普通の人の振りをして時間が過ぎるのを待つ』ための方法を確立したため、以下に記載する。
※このブログの記事全てに言えることだが、これはあくまで「私が」楽に生きるための方法である。
【発達障害】発達障害当事者が幸せに生きる方法
今までの私の人生は間違っていた。
最も苦手である、対人関係の能力の欠損を、埋めよう、埋めようとしていた。それらは、労力がかかる割に、見返りがほとんどない。
発達障害の人全般に言えることだが、能力には定型発達の人よりも凹凸がある。凹の部分ばかり見ていると、自己肯定感の減少、ひいては鬱症状を生じる可能性が高い。これが、いわゆる、二次障害なのだと思っている。
※無理にそれを補完しようと、多くの時間を全力で活動し、疲れ果てたのが私である。
一方、凸の部分は、放っておいてもそれはそれなりだったため、目にかけようとしなかった。これが私の間違いだった。